WORKS・NEWS


            HOUSE/ F 邸 完成しました!



   松阪市内で完成しました F様邸新築工事の着工から
   完成までの様子をご紹介します。 


2014年10月  建設予定地

日当たり、住環境共にとても良い静かな
住宅地です。
2014年11月 計画設計

ヒアリングを重ねながら計画案をつくって
いきます。
図面だけではなく、模型やCGを使って
立体的なイメージで分かりやすくご提案
していきます。

2015年 3月10日  地盤調査

地盤の強度をポイントを決めて調査し、
その調査結果に基づいて基礎の形状や
地盤の改良方法を検討します。











2015年 3月~2015年10月 実施設計

計画案を元に実地設計を行います。
図面を進めると同時期に、キッチン、バス
などの設備をショールームへ見に行ったり、
外壁や内装の仕上げを、サンプルを取り
寄せて見てもらいながら決めていきます。

設計が出来た段階で数社に見積りを取り、
工事業者を決定します。
2015年10月17日  地鎮祭

心配されていた天気も朝から良く晴れた
絶好の地鎮祭日和の中、粛々と執り行われ
ました。

「地鎮祭」には、土地の神様(氏神様)を
鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを
得る意味があるとされ、建築では神を祀って
工事の無事を祈る重要な儀式とされています。

これから完成まで、しっかりと監理させて
いただきますので、改めてどうぞよろしく
お願い致します。
2015年10月31日  杭芯確認

今回のF邸では地盤改良のために杭を
打ち込みます。
その杭を打つ位置が
図面通りに印されて
いるかを確認しました。
     
  杭芯確認作業の全景です。 
     
  2015年11月 4日  地盤改良

地盤の強度を高めるため、堅固な地盤
までセメント系固化材を土に混ぜ、
円柱状に地盤を改良する、「柱状改良」と
いう方法で地盤を改良しました。
 
柱状改良が施工されたところです。
     
  2015年11月10日  床付検査

基礎の底にあたる位置を確認します。
 
     
  2015年11月19日 基礎配筋 全景

床付け作業の後、基礎コンクリートを
打つ為に基礎配筋を施します。
 
     
   基礎配筋検査

基礎コンクリートを打つ前に、設計通り
に鉄筋が入っているかを検査しました。
  
     
  2015年11月20日 基礎コンクリート検査

基礎コンクリートを打設する前に、コン
クリートが設計の規格通りかどうかを
確認する抜き取り検査を行いました。
 
     
   基礎コンクリート打設

基礎コンクリート打設作業の全景です。 
     
  コンクリートを流し込み、すぐに均して
いきます。
 
     
  午後一番から作業は始まりましたが、
建物が大きいことと日の暮れるのが
早くなったことで、打設後の仕上げの
均しはライトを点けながらの作業となり
ました。
お疲れ様です!
 
     
  2015年11月24日 
       基礎立ち上がり型枠検査


基礎の立ち上がりコンクリートを
流し込む為の型枠が、設計図通りに
組まれているか検査をします。
     
  基礎立ち上がり型枠の全景です。
     
  2015年11月25日 
    基礎立ち上がりコンクリート打設


基礎の立ち上がり部分のコンクリート打設
工事の確認をしました。
 
     
  2015年11月25日 木材検査

プレカット工場にて、設計に記されている
材木が揃えられているか、品質はどうか
などを細かくチエックし、品質の良くない
木材はここで交換を指示します。
写真は化粧梁の品質を確認しているところ
です。
 
     
  こちらは材木に含まれる水分を、含水率
測定器を使って確認しているところです。
     
  2015年11月30日 基礎脱型状況

基礎のコンクリート部分が完成しました。
 
     
  基礎のコンクリート部分の全景です。 
     
  2015年12月 3日 建て方準備

7日から始まる建て方の準備として土台が
しかれ、木材が搬入されました。
二世帯住宅で、大きさも二軒分あるという
ことで、今日からの準備となりました。
     
  2015年12月 7日 建て方 一日目

これ以上ないというほどの穏やかな良い
お天気に恵まれ、絶好の建て方日和と
なりました!
木材を組んでいく時の心地よい音が
響く中、順調に作業は進んでいきます。
     
  朝早くから13人の職人さんたちに作業を
してもらっています。ご苦労様です!
これは夕方の現場の写真ですが、1階部分
が出来上がってきました。
     
  これは、隣接する公園から撮った写真です。
遊んでいた小さな男の子が、
「すごいね~!おおきいね~!」
と感激していました。
今まで何もなかったところに大きなクレーンで
材木が吊り上げられ、どんどん家の形に建ち
上がっていく・・・。
大人でも、本当にワクワクします!
     
  2015年12月 8日 建て方 二日目

昨日に引き続き、今日も穏やかなお天気に
なり、順調に作業も進んでいきます。
夕方には屋根の部分まで進んできました。
 
     
  2015年12月 9日 建て方 三日目

三日目も順調に建て方が進みます。
天気予報では明日は雨。
シートで覆って養生をしてもらいます。
     
  2015年12月10日 建て方 四日目

建物全体をシートで覆ってもらいました。
シートの掛かった内部で作業を進めて
もらっています。
     
  公園側から見た様子です。 
     
  2015年12月14日 上棟式 

Fさんご家族、工事関係者と一緒に、建物の
守護神と匠の神を祀り、棟上げまで工事が
終了したことに感謝し、無事、建物が完成
することを祈願しました。

この後このお札は、永代に渡ってご家族と
家を守ってもらえるよう、大切に屋根裏に
納められます。
     
  2015年12月18日 屋根下地検査

屋根下地材「野地板」を張った上から、
防水材を敷き詰め、葺き下地をつくり
ます。
屋根を葺く前に、この下地部分の施工
がしっかりとなされているかをくわしく
検査しました。
 
     
  2015年12月22日 建方検査

立ち上がった段階で、柱・梁等の寸法
が図面通りか、傾きは無いかなどを、
くわしく検査しました。
写真は柱の傾きを調べているところです。
 
     
  「筋交い金物」がきちんと取り付けら
れているかを確認しました。
「筋交い金物」とは、筋交いの接合部
に取り付けられる接合金物のことで、
構造体の耐震性を強める効果のある
筋交いの耐震性能を、より高める為の
ものです。
     
  2016年 1月 6日 内部造作

サッシュが付き、壁の部分には外側から
防水シートを貼っていきます。
 
     
  2016年 1月14日 内部造作

二世帯住宅の子世帯側リビングから
親世帯方向を見たところです。
南側の大きな窓から陽光が差し込み、
明るいリビングとなっています。
     
  F邸は、三重県の県産材住宅建築促進
事業の対象住宅で、「三重の木」認証材※
という、三重県内で生産され、品質管理
の規格検査をクリアした木材が使われて
います。
地域の風土で育った木で家を建てること
が三重県の森を育てることへ繋がって
いきます。

参照。
 
     
  2016年 2月 2日 階段

リビングの南北に設けた大きな窓。
その北側窓外には両世帯の和室から
望める坪庭があり、室内側には空中を
行くような感覚で2階へ続く階段を設け
ました。
     
  2016年 2月10日 透湿防水シート検査

「透湿防水シート」は水は通さず湿気は
通すという性質をもつシートのことで、
外壁の屋外側に貼ることによって、壁内
の結露を防ぐという大切な役割がある
ので、細かい部分まできちんと貼られ
ているかどうか、しっかりと検査します。
     
   壁断熱材 確認

壁には高い断熱性、安全性、環境性能に
優れた高性能のグラスウールを隙間無く
入れ込むということで、その施工がしっかり
できているかを確認します。
 
     
   屋根断熱材 確認

こちらも高い断熱性、安全性、環境性能に
優れた、押出発泡ポリスチレンフォームの
屋根の断熱材です。
     
  2016年 2月24日 断熱材

断熱材がしっかりと入れ込まれた壁の
様子です。
この上から内壁下地材を貼っていきます。
     
  2016年 3月 2日 内部造作

2階子供室に設けられたロフトです。
 
     
  2016年 3月 9日 鴨居造作

リビングの南に面した開口部は、製作の
桧の木建具が入ります。網戸も同じ桧で
作成し、すべてを壁の中に引き込むので、
リビングとウッドデッキが一体となった、
より大きな空間が演出されます。
写真は鴨居の作成の様子です。
 
     
  「こちらは2階の子供室で、壁下地の
上から仕上げ材を貼っていきます。
 
     
  2016年 3月15日 透湿防水シート検査

前回の検査時に完了していなかった
部分の検査をしました。
 
     
  2016年 3月16日 鴨居造作

3枚引き違い框戸の鴨居完成です。
レールの溝の長さが異なる3本が2組
あるのは、内側がサッシ、外側が網戸
の分になります。
     
  「子供室の壁の一面が貼りあがりました。
左側の面はクロス貼りで仕上げます。
 
     
  2016年 3月26日 ウッドスクリーン

リビング、和室に面した坪庭は、デザインと
外部からの目隠しを兼ねた、桧のウッドスク
リーンです。
取り付け前の材料の段階で、施主さんと一緒に
自然塗料で塗装を施しました。
 
     
  2時間ほど掛けて、すべてを塗り終えました!
家が出来上がっていく過程の中で、実際に
作業に関わったことが、Fさんご夫婦にとって
いつまでも心に残る良い思い出になって
くれるといいなと思います。
     
  2016年 4月 2日 外壁下地塗り

外壁を塗る前に、まず下地から丁寧に
仕上げていきます。
     
  2016年 4月 6日 仕上げ塗り

一部ガルバリウム鋼板や木製の外壁ですが、
ほとんどは塗りの仕上げになり、その作業が
丁寧にしてあるか、様子を確認に行きました。
     
    玄関外ポーチの壁は、下見板張りに
自然塗装を施したものです。
     
  2016年 4月13日 外部検査

外壁の仕上げがしっかりと施工できているか、
細かく検査をします。
     
  リビング横のタタミコーナーと、ワークルーム
の形が出来上がってきました。
     
  2016年 4月18日 外観

外部検査が終わり、足場と全体を覆っていた
シートが外され、建物の外観が現れました!
塗り仕上げで、シャープな中にもしっとりとした
落ち着きの感じられる外観となりました。
     
  建物の裏手、北側面の様子です。
こちらの面はガルバリウム鋼板での仕上げ
になっています。
向かって右側が子世帯、左側が親世帯で、
中央の空間は、リビングと和室につながる
坪庭となります。
  
     
  2016年 5月11日 内部仕上げ

親世帯の仕上げも終盤です。
     
  2016年 5月15日 2階床塗装

2階部分が仕上がり、床の塗装を施主さん
ご家族と一緒に行ないました。
一部屋ずつ丁寧に塗っていく中で、家が
仕上がっていくという実感が湧かれたん
ではないでしょうか。
     
  2016年 5月18日 デッキ造作

リビングに繋がるウッドデッキが出来上がり、
いよいよ完成です!
     
  2016年 5月21日 1階床塗装

1階部分も完成し、クリーニングも済んだ
ところで、ご家族と一緒に床の塗装を行い
ました。
 
     
  塗装完成です!
     
  2016年 5月22日 建具取り付け

リビングの建具は造作の木製建具3枚引き
込み戸で、すべて開け放すとリビングとデッキ
が繋がり、大空間となります。
格子の建具は網戸です。
ちょっと可愛いデザインですよね。
 
     
  2016年 5月26日 完成・引渡し

F邸が完成しました!
写真は業者からFさんへの引渡しの様子です。
 
     
  では、完成室内をご紹介します!
LDKに面した大開口は木製の引き込み戸で、
フルオープンになった先には広いウッドデッキ
が続きます。
 
     
  二世帯住宅の大きな外観です。
     
  親世帯、子世帯の二つの玄関が並ぶ
ポーチは、木がたくさん使われることで
来訪者を温かく出迎えます。
 
     
    親世帯の玄関正面の飾り棚です。 
     
  子世帯のLDKです。
吹き抜けとリビング階段で、かなりの開放感
が感じられる大空間となりました。
 
     
  吹き抜けの部分です。 
     
  格子戸はこちらも木製の網戸です。
L字型にフルオープンとなります。
 
     
  キッチンからリビング、ダイニング方向を
見たところです。
対面キッチンで、ご家族と対話しながら
お料理ができる、開放的なキッチンです。
 
     
  リビングに隣接する和室と、そこに続く
ワークルームです。
 
     
  洗面所には造り付けの収納棚を設けました。
奥はファミリークローゼットと、乾燥室です。
     
  ファミリークローゼットには造り付けの棚と
ハンガーパイプを設け、大容量の収納を
可能にしました。
 
     
  2階へ続くリビング階段です。
窓の奥には中庭を設け、外部からの視線を
ウッドスクリーンで遮り、和室から望む坪庭
にしました。
 
     
  2階からリビングを見下ろしたところです。
     
  2階子ども室です。
ロフトがあり、窓からは隣接する公園の緑が
望めます。
 
     
  親世帯の内部です。
こちらも天井が高く、開放的な室内となって
います。
 
     
  F邸の工事はこれで完成ですが、改めて
これからもどうぞよろしくお願い致します!
 
     
     




   完成写真は後日掲載させていただきます。
どうぞお楽しみに♪



  

 



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