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             HOUSE/ F 邸 完成しました!  




   
津市久居地内に完成しました F 邸の新築工事着工から
   完成までの様子をご紹介します。 


    2013年 5月  建設予定地

母屋に隣接する土地に建つ、写真の建物
を解体して建設する予定です。
  2013年 6月~2014年 2月 計画設計

ヒアリングを重ねながら計画案をつくって
いきます。
模型や3Dのスケッチなども使って、立体
的なイメージを持ってもらえるようにご提案
させていただきました。
 
     











 
  2014年 2月~2014年 7月 実施設計

計画案を元にして、細かな部分の設計に
入っていきます。
図面を進めながら、ショールームへ浴室
やキッチンなどの設備機器を見に行ったり、
内外装の仕上げをサンプルを取り寄せて
見ていただきながら決めていきます。
 
     
    2014年 5月 1日  地盤調査

解体前なので、建物に近いところで地盤
調査を行いました。
強度をポイントを決めて調査し、その調査
結果に基づいて基礎の形状や支持方法
を検討します。
  2014年 9月 2日 解体・整地

建物解体後の整地の様子です。 
     
  2014年 9月 5日 敷地

整地された敷地です。
手前には井戸があり、この水も散水など
に利用するため、設計の中に組み込み
ました。
     
2014年 9月21日 地鎮祭

「地鎮祭」には、土地の神様(氏神様)を
鎮め、土地を利用させてもらうことの許し
を得る意味があるとされ、建築では神を
祀って工事の無事を祈る儀式とされてい
ます。
良いお天気に恵まれ、地鎮祭は粛々と
執り行われました。

2014年10月17日 地盤改良

今回の地盤改良は砕石杭打設という、
砕いた石で支えるという改良方法です。
始めにに杭芯の場所を確認し、続いて土質
の確認、砕石杭を打設する深さまで掘削
し、砕石を打設します。
2014年10月18日 平板載荷試験

打設後の杭芯部分の地盤に荷重を加え、
地盤試験を行い、支持力と安定性を確認
しました。
2011年10月25日 

砕石杭打設後の敷地全景です。
  2014年10月28日 床掘り検査

「床掘り」は、基礎のコンクリートが打設
できるよう、根切り底(基礎の底にあたる
部分)を掘る作業で、所定の深さに掘られ
ているかどうかを確認します。
 
     
  「床掘り」の全景です。 
この後、砂利を敷き詰め平坦に押し固める
「床付け」という作業に入ります。
     
  2014年10月31日 木材検査

設計に記されている材木が揃えられてい
るか、品質はどうかなどを細かくチェックし、
品質の良くない木材があれば交換します。
写真は和室の化粧柱と、通し柱を確認して
いるところです。
 
     
2014年11月 4日 配筋検査

設計通りに鉄筋が組まれているか確認する、
配筋検査の様子です。
2014年11月 6日 基礎コンクリート検査

コンクリートが設計の規格通りか、打設する
前に抜き取り検査を行いました。
 基礎コンクリート打設

基礎コンクリートの打設の様子です。
2014年11月12日 
    立ち上がり基礎コンクリート検査

基礎の立上り部分に打設するコンクリート
も抜き取り検査を行います。
 立ち上がり基礎コンクリート打設

立ち上がり部分の基礎コンクリートの打設
の様子です。
2014年11月18日 基礎脱型状況

基礎のコンクリート部分が完成しました。

2014年11月20日 建前準備

23日の建前に向けて、土台がしかれ、
木材が搬入された現場です。
どうぞ良いお天気になりますように・・・。
2014年11月23日 建て方

朝から晴れ渡り、暖かい穏やかな絶好の
建前日和になりました!
今日一日で柱や梁などの家の骨組みを
立ち上げ、屋根の棟上げまで進めていき
ます。
     
 上棟式

順調に建て方が進み、夕方には棟上げ
まで完了しました!
お施主さんご家族と棟梁、工務店さんと
一緒に建物の守護神と匠の神を祀り、
棟上げまで工事が終了したことへの感謝
と、建物が無事完成することを祈願する
「上棟式」が執り行われました。

続いて建物の四隅の柱に洗米、塩をまいて
清めます。
最後にみんなで乾杯をして、無事上棟式
が終了しました。

この乾杯は、ほっとするとともに完成まで
しっかりと監理をさせていただこうと、改め
て気持ちの引き締まるものです。
どうぞ完成まで、よろしくお願い致します!
2014年11月27日 屋根下地検査

屋根を葺く前に、下地部分の施工が
しっかりとなされているかをくわしく検査
しました。
2014年12月 3日 建方検査

構造体が立ち上がった段階で、柱・梁等
の寸法が図面通りになっているか、傾きは
無いかなど、詳しく検査を行います。
写真は柱の傾きを調べているところです。
2014年12月 8日 内部造作

サッシュが取り付けられました!
吹き抜け上部にあるこの窓からは、階段室
を通して1階に光と風を取り込むことができ
るようになっています。
2014年12月16日 防水シート検査

サッシが付き、防水シートが貼られた
状態で、シートがきちんと細かい部分ま
貼られているかを検査しました。
防水シートが貼られた状態の外観です。
     
  2014年12月22日 断熱材

内壁を貼る前に、断熱材をしっかりと入れ
込みます。
     
     床柱

お茶のお稽古ができるように、炉を設える
予定の H 邸の和室ですが、その和室に
相応しい趣のある床柱が出たとのことで、
H さんをお誘いして材木屋さんへ行って
きました。
中央左側の香節(こぶし)の柱、良い感じに
なりそうですね。
     
  2015年 1月 9日 外壁工事

防水シートの上から、外壁を貼っていき
ます。
 
     
  2015年 1月12日 塗装

今回は外壁の一部に、レッドシダーという
木材に自然塗料を塗ったものを使います。
塗装は施主様施工ということで、お手伝い
に行ってきました。
     
      今回のように『家をつくる』ことに直接関わ
られることは、ご家族にとってご自分の家
にいっそうの愛着が湧き、将来のメンテナ
ンスの経験にもなります。
そして、なによりもいつまでも心に残る

ステキな思い出になりますよね。
     
  2015年 1月26日 階段

吹き抜けに階段が取り付けられ、窓からの
明るい光が1階まで届きます。
 
     
  2015年 2月 5日 外壁

ご自分たちで塗られた板が外壁として
玄関周りに貼られました!
いい感じですね~。
黒い外壁の中にあって、暖かさと優しさを
感じられるものになりました。
  
     
  2015年 2月 8日 茶碗作り

今回のF邸にはお茶のお稽古ができる
ように、炉がしつらえてあります。
実は造成の時に陶芸に良さそうな土が
出たことで、この土でお茶碗を作り、完成
の折には記念のお茶会ができたら・・・と
考え、この日茶碗作りをしました。
良い茶碗ができますように・・・♪
     
  2015年 2月 9日 外部検査

外壁の仕上げ状況を確認、検査します。
     
  2015年 3月 2日  木工事完了検査 

内部の木工事が完了した段階で、検査を
します。この後は、いよいよ仕上げの内装
工事に掛かります。
     
  開口部からの光が溢れて、明るいLDK
です。
     
       玄関ポーチに設けられた、桧の化粧柱を
使ったウッドスクリーンです。
     
  2015年 3月 9日  内装 

室内は珪藻土塗りで仕上げますので、
そのための下準備をしっかりしておきます。
     
  1階廊下の壁は右側が桧の無垢材、
左側は珪藻土塗りです。
写真は、桧の無垢材の壁に自然塗料を
塗って仕上げているところです。
     
  2015年 3月14日  内装仕上げ 

職人さんの手で珪藻土を隅々まで丁寧に
塗って仕上げていきます。
     
    2015年 3月23日  内装 

木部への自然塗料塗布や、天井、壁の
珪藻土塗り仕上げが完成しました。
工事もいよいよ終盤です。

お茶のお稽古が出来るようにと、炉が設え
ある和室です。
出来上がりが楽しみですね。


     
  2015年 4月24日  完成! 

光が十分に差し込む、2階に設けたLDK。
対面式のキッチンで、小さなお嬢さんの
みえる Hさんも、お子さんから目を離さず
お料理がしていただけるので、安心ですね。
     
  1階からの吹き抜け部分は、テラスから
光と風を取り込み、LDKから続く空間に
より広がりを感じさせます。
 
     
  その吹き抜けの1階部分です。
家の中央に位置し、普通なら暗くなって
しまう階段室が、上部からの光によって
明るく開放感溢れる空間になりました。

左側に見えるニッチェにはガラスブロック
がはめ込んであり、奥の部屋への明かり
取りとアクセントになっています。

そして、右手の壁面には後ほど楽しい
仕掛けが付けられる予定です♪
 
     
  和室から見たLDKです。

そして、その和室が・・・
 
     
  こちらになります!

お茶を習ってみえる奥さんが、お茶の
お稽古ができるようにということで、最近
では珍しい、炉を設えた本格的な和室です。

障子を締め切れば、心落ち着く癒しの
和空間となり、毎日の忙しい時間の流れを
忘れ、ゆったりと過ごしていただけるのでは
ないでしょうか。
     
  この家の造成の時に陶芸に良さそうな土が
出たことで、この土でお茶碗を作り、完成
の折には記念のお茶会ができたら・・・と
いうことで、Fさんご家族にも作っていただ
いた茶碗が焼き上がりました!


この茶碗での完成記念お茶会、楽しみに
しております♪

お嬢さんのかわいらしい手形もでき、家が
完成した時にはこんなに小さな手だったねと、
思い出していただける、素敵な記念品が
お渡しできて、私たちも嬉しかったです。


完成記念茶会の写真もUPさせていただき
ますので、どうぞお楽しみに♪
     
  2015年 4月26日  完成外観 

シャープなイメージの外観に、Fさんご夫婦
で塗装された無垢の木を組み合わせることで、
温かみのある優しい表情がプラスされました。
     
  玄関ポーチに設えた桧の化粧柱を使った
ウッドスクリーンは、家族や訪れたお客様を
温かく迎えてくれます。
     
   鍵の差込み式 

工事中や手直しの時に業者は工事用の
鍵を使って現場へ入っていましたが、
手直しも含めてすべて終了したこの日、
正式な鍵をHさんに差していただきました。
これで、工事用の鍵は使用できなくなり、
本当の意味での引き渡しとなりました。

奥さんには玄関扉の方の鍵の差込みを
していただきました。

 
     
     Fさんは、趣味のサーフィン用具が入る
土間の扉を担当されました。
Fさん曰く、こっちの方をたくさん使うと
思うから・・・。
週末、ここから颯爽とサーフィンに出掛け
られるFさんが目に浮かびます^^。
 
     
   完成記念茶会! 

楽しみにしていた完成記念茶会に、
棟梁さん、現場監督さん、建設会社の
社長さん、そしてプラス設計室の総勢
6名をご招待いただきました♪
     
  お茶の作法を教えてもらいながらの
楽しいお茶会でしたが、この現場の土で
作った茶碗でお茶を点てていただいて
いると、若いご家族の住まわれるお宅の
和室ではなく、まるで京都の茶室にでも
訪れたようで、日常生活の忙しさや喧騒
などを忘れ、ゆったりとした時が流れて
いるような、穏やかな気持ちになりました。
     
    これも香節(こぶし)の床柱や、解体した
茶室にあったものを再利用した床板など、
全てにこだわり、趣のある和室に仕上がった
からでしょうね。
 
     
  こだわりといえばもうひとつ、こちらは
黒柿の炉縁です。
棟梁さんからは、その堅さから作業が
大変だったけれど、完成したところを
見て、苦労した甲斐があったとの声。
棟梁さん、素晴らしい出来栄えです!
     
  お義父さんのお手前でFさんご家族が
お茶を頂かれたとき、お嬢さんが上手に
飲まれていて、みんなびっくり!
彼女の日常の中に、お抹茶を点てて頂く
ということが普通にあるのですね。
ほっこりと優しい気持ちにさせてくれた、
とっても可愛い大和撫子さんでした♪
     
  こうしてご招待頂けるのも、施主さんと
設計者、現場の間で良い関係が築けて
いたこと、そして、なにより完成した家を
気に入って頂いているからだと、嬉しい
気持ちでいっぱいです。

家は完成しましたが、ここから改めて
スタートという気持ちで、長いお付き合いを
どうぞよろしくお願い致します!
 
     
     





   完成写真は後日掲載させていただきます。
どうぞお楽しみに♪


  
 



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