WORKS・NEWS


           HOUSE/ I 邸  完成しました! 




   
松阪市飯南町の I 様邸改装工事着工から
   完成までの様子をご紹介します。 


2013年10月 現況

今回リフォームする I 様邸は、風通しの
良い、広く立派なお宅です。
ところが、そのために普段生活する部屋で
家事動線が長いなどの不便な部分がある
ということで、そのあたりを快適に過ごして
いただけるように、考えていきます。
      居間から玄関を見たところです。
冬の時期には、お客様の応対時に玄関
からの冷気がそのまま居間に流れ込ん
でしまい、寒い思いをされるそうで、家事
動線とともに、居間をどこにもってくるか、
位置も含めて、居住性と寒さ対策が必要
ですね。
     
  あまりお使いにならなくなった応接室は、
ご主人の寝室へとリフォームします。
   
    広々と明るいダイニングキッチンですが、
食器を出すのにもこの広さが逆にネック
になり、不要な行き来が多くなってしまう
ので、特にこのあたりの動線を考えてもら
いたいとの奥様からのご要望でした。
     
  2014年 6月 2日 解体

流し台を撤去したダイニングキッチンです。
大きな窓があり、北側でありながら明るい
室内になっているので、これを活かしなが
ら、使い勝手が良くなるように変えていき
ます。
   
  現在の、ダイニングキッチンから土間へ
続く開口部です。
   
しっかりと養生をした後で、いよいよ解体
に掛かります。
ダイニングキッチン横にある6帖の和室
です。
この和室と廊下までが、大きなひとつの
LDKになります。
       工事中も使えるように、現在の応接室から
直接浴室、トイレ前の廊下に出られるよう、
壁を抜きます。
この後、廊下部分までを養生し、解体を
進めていきます。
まずは天井、壁を剥がしていきます。
2014年 6月 4日 解体後

天井、壁、床をすべて剥がしたキッチンの
様子です。
     
    和室、廊下までがひとつの空間になりま
した。
 
     
  リフォームの場合、解体してみないと内部
がどのような状態になっているか、わから
ない部分もあるので、この段階で中をよく
確認して、大工さんと細かく打ち合わせを
していきます。
  2014年 6月 9日 床下工事

床下にコンクリートを施し、湿気が上がら
ないようにするための、下準備の状態です。
 
     
  2014年 6月16日 床下工事

床下工事の様子です。
コンクリートを打った後、床組みの重要な
部材の大引き、そしてその大引きと直行する
形で、等間隔に並べられた根太と呼ばれる
部材の上に、これから床下地材を貼ってい
きます。
     
  2014年 6月23日 内部造作

床下地材を貼った室内です。
奥の部分は以前は物置きと土間だった所
ですが、一番日当たりの良い場所なので、
新しく部屋を増やしました。
     
    物置として、外部からの出入り口だった既存
ドアがまだ付いている状態です。
屋根を変え天井も貼り、断熱材を入れること
で、しっかりと断熱された居心地の良い部
屋に変えていきます。
     
    2014年 7月 2日 内部造作

ダイニングキッチンの造作の様子です。
こちらも床下地が貼り終わりました。
     
  2014年 7月 8日 内部造作

天井、壁を貼っていきます。
     
  リビングのテレビ台周辺収納と、新しい
部屋の収納を兼ねた、間仕切りをつくり
ます。
 
     
  2014年 7月17日 キッチン搬入

対面式システムキッチン設置が完了しま
した。
     
  玄関と襖で繋がっていた和室の一部を
ウォークインクローゼットに作り変えます。
     
  2014年 7月29日 
        ウォークインクローゼット


玄関との間は完全に閉じるのではなく、風
通しも考え開口部を設けました。
     
    壁を塗り直した事で、明るい感じの和室に
なりました。
 
     
  2014年 8月 4日 完成内部

広々とした、明るいキッチンになりました!

食器棚が流し台のすぐ後ろにきたことで、
快適な広さはそのままに、動線が短くなり、
使い勝手の良いキッチンに生まれ変わり
ました。
     
    隣接した和室との間は、引き込みの建具で
仕切られ、開け放した時には、ひとつの大き
な空間となります。
     
    玄関との間にウォークインクローゼットを
設けたことで、リビングの隣で洋服や小物
などの収納を済ますことができ、便利に
なりました。

そして
何より大きいのが、この部屋で区切
ることで改善される、
冬季の来客時にあった
玄関からの冷気の入り込みです。

きっとこの冬は快適に過ごしていただける
ことと思います。
 
     
    玄関側から見たところです。
一面を壁にするのではなく、風通しの為に
設けた開口部の障子と飾り棚で、立派な
玄関の趣をそのままに、生活し易くなりま
した。
     
    リビングから玄関方向を見たところです。
間にあった廊下までを部屋にすることで、
より広いリビングが実現しました。
 
     
  趣味の小物を飾っていただける、奥の部屋
との間仕切りを兼ねた壁にあるニッチです。
     
  物置と土間だった場所が、こんなに明るい
部屋に変わりました。
     
   二期工事

和室、LDKの工事が完成したところで、
応接間の改装に掛かっていきます。
 
     
  2014年 8月11日 内部造作

飾り棚のあった壁面を、クローゼットと収納
に変えます。
 
     
    2014年 8月21日 外部造作

洗面所に新しく設けたドアの外側に、雨天
でも大丈夫な屋根付き物干し場を作りました。
     
    2014年 8月29日 洗面所

新しいドアと窓を設け、明るくなった洗面所
です。
部屋の中を通らず、ここから直接外部物干
しへ出られることで、家事動線がかなり短く
なりました。
     
  室内の仕上げも進み、建具の塗装をして
もらっているところです。
 
     
  2014年 9月 2日 完成内部

ご主人の寝室として生まれ変わった応接間
は、既存のサッシュの内側に、もうひとつ
サッシュを取り付けて気密性を高め、室内
が外気の影響を受けにくいようにして、結露
や冬期の冷気入り込みなどを防ぎます。
また、浴室やトイレへ続く廊下へ直接出られ
るように扉を設け、生活動線を短くしたことで、
より暮らしやすくなりました。
     
  既存の和室縁側の外側に、デッキと手すり
を設け、手軽にお布団が干していただける
ようになりました。

冬の寒さが一番の悩みだった I さんに、こ
の冬少しでも快適にすごしていただければ
と思います。
「今年は早く寒くならないかなって、ちょっと
楽しみにしているんですよ。」と奥様。
寒くなる頃に、またおじゃまさせていただき
ますね。

工事はこれで完了しましたが、これからも
どうぞよろしくお願い致します。

     
     


   
  

 

Copyright(c)2004 plus design office All rights reserved